シンポジウムに参加(2)3番目の先生は栄養学の面から話されてましたね。最初にスクリーンに食事のサンプルを見せて 理想的な食事がその中にあるかどうかという話になりました。 大きさにもよるけれどあんぱんよりかコッペパンの方がカロリーが 高いんだそうです。というのは、コッペパンはマーガリンを使用 してるからなんだそうです。 次に学生時代に理科か保健で習ったような食品の栄養素について。 食品は栄養素ごとに消化・吸収・分解・合成されるそうです。 ミネラルやビタミン自体はエネルギーにならないけれど 炭水化物・たんぱく質・脂質といった三大栄養素といっしょに はたらくんだそうです。 主食2つ(ごはんとおかず)+副食2つ(小鉢2つ)が 理想的な食事なんだそうです。 忙しくてなかなか理想的な食事が出来ない時は 市販のものにサラダや野菜ジュースを加えてもいいそうです。 気を付けなくてはいけないことはアルコールの飲みすぎや 早食いや朝抜きや麺類ばかり食べることや 夜間の遅い時間の夕食&間食→寝る直前の夕食は肥満の原因 丼ものよりも定食→丼ものは栄養が偏りがちで早食いしがち 丼ものにはサラダやおひたしを一品プラス 揚げ物は控えめに→たまに楽しむ程度に 洋食・中華よりも和食を→カロリーは和食が少なめだけど 天麩羅やうな重や親子丼は カロリー高めなので要注意! なんだそうです。 夕食は考えちゃうよなぁ~仕事終わるの遅くなれば自動的に 夕食時間って遅くなるわけで… 4人目の先生は運動器リハビリテーションについて話されました。 メタボリックシンドロームの方にとって歩行は重要なことですが 高齢者の中には膝や腰が痛くて思うように出来ない人が 多く見られるそうです。そういった方には、痛みを軽減し 運動を支障なく行う運動リハがいいそうです。 また、バランス能力が落ちて移動歩行が思うように出来ず 外出を嫌がる方もいるそうです。(=運動器不安定症) その75%は平地での転倒でバリアフリーが原因なんだとか。 危機感がないからなんだそうです。 5番目の先生は来年4月から実施される検診について話されました。 今まで施設ごとに異なっていた判定基準が統一されるそうです。 また生活習慣病に関してのみですが集中管理でデータを保存して 保健指導もしていくんだそうです。 腹囲も内臓脂肪の目安として検診内容に加わるそうです。 あ~やっぱり忘れてる部分が多いですね… 生活習慣病にならないためにもバランスよい食事と 適度な運動が必要だということ…難しいんですけどね。 メタボリックシンドロームの方で思うように歩行が出来ない方には 運動器リハがお勧めということ。 メタボリックシンドロームが進めば病的な動脈硬化が原因で 狭心症や心筋梗塞といった虚血性心疾患になり救命が遅れれば 命取りとなることなど学びましたね。 |